仕上げ磨きが痛くて泣いている子
★力が強い
一生懸命磨きすぎて、知らず知らずのうちに力が入りすぎていませんか? 子どもの歯ぐきは大人と比べて薄くて敏感なので、やさしい力で磨きましょう!! しっかりブラシの毛先があたっていれば、強い力で磨かなくても汚れは落ちます!
●ポイント:歯ブラシを鉛筆持ちにすると力が入りにくいです。
★前歯を磨く時に小帯にブラシがあたっていないですか?
小帯とは上唇、下唇をめくると中央部分にある歯茎と唇をつなぐ筋の様なものです。この部分に歯ブラシがあたると痛みが出ます。
●ポイント:磨く時に、指で小帯を押さえ、ブラシがあたらない様にガードする。
ただ単に歯磨きがイヤ!で泣いている子
★機嫌が悪い時間帯ではないか?
機嫌が悪ければ、一度他の事をやり気分を変えて再度トライしてみる。
●ポイント:どうしても出来ない時は、寝た後に、歯磨き粉はつけずに、出来る範囲で歯磨きをしてみて下さい。
★歯磨きの時間が楽しくなる工夫
・歯磨きの動画や音楽を聞かせる
・歯磨きを楽しくしている姿を見せる
・歯ブラシや歯磨き粉、仕上げ磨きをする人を選んでもらう
・はみがきできたよ!シール
・少しお口が開けられただけでもすごくほめてあげる
★楽しそうにカウントしながら歯磨きを進める
3秒間歯磨き → 休憩 → 3秒間歯磨き → 休憩 を繰り返す。
★手鏡を子どもに持たせながらの歯磨き
何をされているのかわからない! という不安を取り除く
★今日食べたものを見つけながら進める
「あ!ここにニンジンさんあった!」
「まだここにバイ菌がいるからたくさん磨いておくね!」
といった声かけをしながら磨くとあきずに進められる。
★体勢に慣れることから始める
「寝かせ磨き」 が磨きやすいが、この体勢に慣れていないと泣き出してしまいます。まず最初は、足の上に寝かせてくすぐってみたり、ゆらしてみたり・・・と体勢に慣れることから始めましょう。
★口に触ることに抵抗をなくしていく
また、すぐに歯ブラシを口に入れるのではなく、最初はほっぺたや顔を触ったり、歯ブラシを手や顔にあてたりと、口に触ることに抵抗をなくしていく。
しかし、歯磨きを ”やらないといけないもの” から “スキンシップのひとつ” として捉えてみましょう。これが出来れば日々の歯磨き時間も楽しみの1つとなります。
子供も、仕上げ磨きをする側もとても楽になります。
細かい部分や磨き残しの部分は、定期的クリーニングで、しっかり汚れを落としましょう。また、その時に仕上げ磨きなどで困っている事、悩んでいる事があればお気軽にスタッフへお声かけください!!